常連なご夫婦のおかげさまで、ロオジエでのデュネ。
写真はカメラを預けて撮っていただいたものをシェア。だから全てソースがかかる前。
ロゼというよりは赤と呼びたいシャンパンから。
ヴエット・エ・ソルベのセニエ・ド・ソルベ。
パプリカのムースやソバ粉にサーモン・フュメ、パテ・ド・カンパーニュなど。
ジャック・セロスのイニシアル。
オシェトラ・キャビアはメインではなく、ソースのような位置づけ。
ジュレはベルベーヌとリンゴ。
そば粉のチュイルと毛蟹。
全てを一緒に口に入れた時の一体感たるや。
別々に口にするとそれぞれの味が主張するのだが、まとまると別のものになる。
イニシアルがまた、完璧なマリアージュ。
料理をいただいて唸り、ワインでまた唸る。
それがこの後ずっと続く。
シャトー・ド・フューザルのペサック・レオニャン 2001。
写真がなかったが、アマダイのヴァプール。
若狭焼きにしてあり、花弁のような鱗がパリパリと口楽しい。
グラン・ガニャールのクリオ・バタール・モンラッシェ ・グラン・クリュ 2007。
オマール、セップ、秋トリュフの下にはラビオリ。
ドメーヌ・デュジャックのボンヌ・マール・グラン・クリュ 1998。
鳩、オレンジで香りづけした部位もあり、鳩のブーランノワールも。
中央はスペルト小麦のリゾット。
シルキーで滑らか、緻密な鳩。
上品なコクのブーダン。
シャトー・ド・フォンサレットのコート・デュ・ローヌ 2001。
それぞれに好みのチーズを。
熟成が素晴らしく、それまで興味のなかったものに夢中になることも多い。
ベリーのソルベ。
ミニャルディーズ。
マロンのスフレは、
バニラのグラスと共に。
ドメーヌ・ド・ラ・ボングランのキュヴェ・ボトリティス。
シャルドネの貴腐ワインは、畑の位置する環境によるものなのだというお話をうかがいながら。
フリヤンディーズには、キウイのコンフィがあった。
現実から離れたひと時。
これもまた旅なのだと思う。
ありがとうございました。