2015/08/21

アルドアック 完全お任せコース

初アルドアックなご夫妻と。
強大な胃袋のキャパをお持ちなので、それを見越しての品数の多いコースをお願いする。
このお2人と一緒だと、他の人の腹具合を気にせず思う存分いけるのが嬉しい。

ワインも料理に合わせてグラスで。
ナヴェランのカヴァから。

リンゴのコンポート(?)にブルーチーズ。

トウモロコシのピュレ、フエ、フワッフワのトルティーリャにアイオリ、オリーブ。

テンペスタード。

ガスパチョ。
白チーズのクリーム、モヒートのジュレ、桃とプラム、ハモン、ゆかり。
そこに酸味がキリっと効いたガスパチョを。
要素が多いが、それぞれに働きがあるのだ。

ナヴァソスの白ワインはシェリーの香りがほんのりと。
ニーポート。

軽くマリネしてうっすらとスモークしたイワシと、数日(1日?)だけ漬けたレアレアなアンチョビをスペインらしい焼き野菜と。

1997年のロゼ。
インポーターさんのところで忘れ去られていたものが、たまたま上手く熟成されていたそう。
グラン・カウス。

今年の新メニューは、大分の赤イカ、イカ墨アイオリ、凍らせたイチヂクのスライス。

スペイン料理の味わいどころはイカとイワシだという話をしつつ。

リオハの白。
ヴィニャ・グラヴォニア。

ここでコレを食べなくては帰れない。
詰め物をしたピキージョピーマン。

チイタケにも詰め物がされ、上にラルド。

パシオン・デ・ボバル・ロザート。

パエーリャ。

おこげの部分も添えて。

米の炊き加減のアルデンテっぷり。
硬くなく、でも柔らかすぎてもいない。
濃厚な魚介出汁とアイオリの上品さ。

カサ・ロホのアルバロ・セレセダ、アルバリーニョ。

やわらかな白身の魚。鯛だっけ?
火入れとソースにうっとりした記憶。

クベル・エクセプション 2006。

2種類の豚に2つの調理法。

1つはゆっくりと火を通してむっちりみっちり。
もう1つはクリスピーな皮とジューシィな身とのコントラストを味わう。

今までこちらでいただいた豚料理の中で、一番好きかもしれない。
脂が主張しすぎず、溶け込んでいる。

チャコリパフォーマンスも。

アゲーレ。

スペインチーズ盛り合わせ。

パチャラン。

桃のコンポートジュレ寄せと、アイスは?
アニスの香りがしたような。

いやー、満喫満足。

ご夫妻から素敵なお土産をたんまりといただき、ホクホクと帰宅。

いつもありがとうございます!

氷砂糖は藤田氷糖の昔ながらの自然結晶でできたもの。