良く晴れた日。
お誘いいただいて、エジプト塩のたかはしよしこさんのお料理イベントへ。
洋服ブランドとのコラボレーションだそうだ。
s/s/a/wの外にはブラックリーブが干されていた。
エジプト塩の材料かな。
最初にエジプト塩を教えてくれたのは、スヌ先生だ。
スヌ流の使い方も一緒に教えてくれた。
洒落てるなあ。
絶妙なエスニック感。
お花の飾り方、テーブルセッティング、器、すべてが調和していて美しい。
それでいてほっこりと優しいのは、たかはしさんの人柄が表れているのだろう。
この日の料理はPlants&Flowersがテーマで、種から花が咲くまでの植物をイメージしたとのこと。
エジプト塩と、新たな調味料のアルル塩も並ぶ。
自然派のロゼワインをいただきながら。
ぷちぷちカリカリシードたちと食べる空豆ピュレ・新タマネギのパンナコッタ。
クリーミーでしっかりとコクのあるパンナコッタに、軽やかな空豆ピュレ。
ミントオイルとエジプト塩が〆る。
ミントオイル、欲しいなあ。
堀口豊子さんのレンゲソウ、野草クレソン、野草芹を苺のドレッシングで。
甘くない苺の香りが、野草の強い味わいを丸めこむ。
セルフィーユのアルルケークサレ。
しっとりでずっしり。
アルル塩とチーズとが入っているからか、少し塩がきつかった。
野生ガレット。
ピンク色のビーツのガレットとグリーンのほうれんそうのガレットで真鯛のグリエや筍、こごみ、野生の三つ葉を包む。
ソースはほうれんそうとカシューナッツのクリームソース。
パプリカの蕾。
中はビンチョウマグロの自家製ツナとジャガイモ。
モロッコ胡椒で味付けされているので、ほんのり辛い。
陳ノ内さんの黒豚とつわ蕗のインヴォルティーニ。
添えられた山藤も食べられる。ま、美味しいってものでもないけど。
ソースに夢中。
ブルーチーズと酒粕、塩麹と梅、木の芽と胡麻。
どれもそれだけをチビチビとつまみにしながら飲みたいし、色々な組み合わせを試したくもある。
釜揚げしらすとグリンピースのパエリア。
いわゆる炊き込みご飯なのだけど、しらすもグリンピースもふんだんで美味しい。
さつま芋のアイスクリーム、カキオドシのフリット添え、スイカ蜜の苦味のソース。
もったりとした芋羊羹のようなアイス。
冷えたフリットが、やはり苦手だった。
最後は西表島の8種のハーブティ。
天気の良い昼にぴったりのポジティブで明るい料理たち。
しかも、ちゃんとボリュームと食べごたえがあって、このうえなく満腹。
ゆったりと学芸大学まで1時間ほど散歩をして腹ごなし。
昼でよかった。