2014/05/02

サンサンで0次会、そして、アルドアック

ちょっと早く着いたから、日本のワインが充実したワインスタンド、サンサンで1杯といこう。

ドメーヌ・ソガの日本酒は、日本酒とワインの中間のような軽やかさ。

さんさんの料理も美味しそうで、ここをメインに来なきゃいけないな。

さて、アルドアック。
友達が予約したのに入りこんだ。

いつも通り、まずは5,000円(税別)のコースと、それに合わせたグラスワインコース。

エウダルド・マッサナ・ノヤの泡。

お通しはグリンピースのスープ。
ブイヨンは使わず、グリンピースと水と塩とオリーブオイルだけ。
グリンピースの青さがより強調されている。

蕗とベーコンのガーリック炒め、モコ・ヴェルデ(?)なる酸味のあるパプリカソースで和えた真鯛のカルパッチョ。

ここでマンサニージャですか。

納得。

アホ・ブランコ。
去年、初めて来た時にこれをいただいて感動したのを思い出す。
絶妙な酸味使い。

具は苺、巨峰、ハモン。
緑はバジルソース。

ベルナベ・ナヴァーロのティナハス・デ・ラ・マタ。

メジマグロのマリネにカポナータ的な野菜。

ベルナベレヴァのナヴァハレロス。

何度食べても変わらずに感動する。
この日は少しいつもと違うところがあったような。

チャコリ。
パフォーマンスも大事ですよ。

アゲーレ。

アサリのリゾット。

パエジャよりしっとり。
アサリ出汁爆発。

バルバディージョのオロロソ。

合わせるのは、豚肉のモーロ風。
クミンが香り、スパイシー。
赤いのはモホ・ピコンなる辛さのあるソースで、燻製香あり。


さて、コースのデザートを後回しにして、お任せの追加をお願いしましょう。

トロりと生々しいイカにうるい、小松菜漬け。

ワインも合わせて追加を。
これは特別なものだそう。
ミンティだ。

アイオリ添えパタタス・ブラバスは指定で。
ここのが最高。

汁モノ、良いですなあ。

セリ、ネギ、うるいの茎、筍。
出汁はハモンだったような。金華ハムスープを思わせる。

長崎の真鯛は魚介なスープで。

この日の白眉は、シェフのお母様が漬けた15年モノの梅干し。
ジュレを纏っていて、実はぎゅっと詰まり、柔らかく落ち着いた深い酸味。

母は偉大なり。

コースに戻って、チーズ盛り合わせ。

最後に赤を。
ヴァルサンソのラクリムルス・レックス。

スペイン風フレンチトーストというか。
カリカリのアクセントとキャラメルの風味。

コレとチーズを交互に食べるのがまた、美味しい。


確実に感動がある店。