再訪したいなあと思いつつ、お店自体が長期のお休みだったりして叶っていなかったチニャーレ。
同じ気持ちだった友達とたまたま学芸大学に行くことがあり、前を通りかかったら、電気が付いている!
もう再開されたのか!
ということで突撃予約。
ビーラーの方々は東京エール。
自分は泡を。
クレマン・ド・ロワール、モンムソー。
マコガレイとワラビのカルパッチョ。
バジルの香り。
ワラビの土っぽさがマコガレイと調和。
記憶以上に美味しい自家製パンは、ついつい食べ過ぎてしまう。
ボトルで白。
エルヴェ・ヴィルマードのソーヴィニヨン・ブラン。
焼き立ててでホカホカと湯気の出るフォカッチャ。
次のお料理の食材たち。
美しいのう。
稚鮎とタデのフリット。
タデを揚げたのをいただくのは初めて。
苦味が和らぎ、繊細さのある稚鮎とぴったり。
丹波イノシシホホ肉のパテ・ド・カンパーニュ。
クミンが香るソースで。
獣臭が控えめ。
シャルドネを。
ジャン・シャルトロンのオート・コート・ド・ボーヌ 2011。
花ズッキーニとトマトのフリット、ゴルオンゾーラのムース。
ゴルゴンゾーラが香りつつまろやかなムースとラディッキオの苦味、サックリと揚がった甘いトマトと花ズッキーニ。
滋味。
透明でいながら深く濃い旨味。
生臭さ皆無。
牛トリッパとランプレドットの白煮。
白檀の香る赤。
クロズリー・デ・アリズィエのブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイ。
仔羊のローストは塊で焼いたのを切り分けて。
パリッパリで芋の美味しさも感じる絶妙な厚さのポテトチップと。
仔羊の乳臭さとクセが引き出されていて、たまらなく好き。
自家製タヤリンで、ウニのプッタネスカ。
ウニがケッパーやオリーブと合わさるというのに興味があった。
プッタネスカとしては美味しいが、ウニは別でよいかも。
隣の方々が食べていて、頼まずにいられなかったのが、空豆のゴルゴンゾーラのトマトソース。
こういう組み合わせもありなのかと。
トマトソースが3種続いても、まったく違う仕上がりなので口飽きない。
花山椒とフルーツトマト。
花山椒の爽やかな香りとビリビリとした辛さ。
カリカリの食感も楽しい。
驚きの組み合わせがありながら、しっくりとまとまっている。
確実な美味しさと、高揚感、レストランに求めるものが揃っているのだ。
7月には別の場所での企画があるそうで、次にこちらで食事ができるのはいつのことやら。
でも、気長に待ちますよ。