2014/05/26

チニャーレ

再訪したいなあと思いつつ、お店自体が長期のお休みだったりして叶っていなかったチニャーレ。
同じ気持ちだった友達とたまたま学芸大学に行くことがあり、前を通りかかったら、電気が付いている!
もう再開されたのか!
ということで突撃予約。

ビーラーの方々は東京エール。

自分は泡を。
クレマン・ド・ロワール、モンムソー。

マコガレイとワラビのカルパッチョ。
バジルの香り。
ワラビの土っぽさがマコガレイと調和。

記憶以上に美味しい自家製パンは、ついつい食べ過ぎてしまう。

ボトルで白。
エルヴェ・ヴィルマードのソーヴィニヨン・ブラン。

焼き立ててでホカホカと湯気の出るフォカッチャ。

次のお料理の食材たち。
美しいのう。

稚鮎とタデのフリット。
タデを揚げたのをいただくのは初めて。
苦味が和らぎ、繊細さのある稚鮎とぴったり。

丹波イノシシホホ肉のパテ・ド・カンパーニュ。
クミンが香るソースで。

獣臭が控えめ。

シャルドネを。
ジャン・シャルトロンのオート・コート・ド・ボーヌ 2011。

花ズッキーニとトマトのフリット、ゴルオンゾーラのムース。

ゴルゴンゾーラが香りつつまろやかなムースとラディッキオの苦味、サックリと揚がった甘いトマトと花ズッキーニ。

滋味。
透明でいながら深く濃い旨味。
生臭さ皆無。

牛トリッパとランプレドットの白煮。

白檀の香る赤。

クロズリー・デ・アリズィエのブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイ。

仔羊のローストは塊で焼いたのを切り分けて。
パリッパリで芋の美味しさも感じる絶妙な厚さのポテトチップと。

仔羊の乳臭さとクセが引き出されていて、たまらなく好き。

自家製タヤリンで、ウニのプッタネスカ。

ウニがケッパーやオリーブと合わさるというのに興味があった。
プッタネスカとしては美味しいが、ウニは別でよいかも。

隣の方々が食べていて、頼まずにいられなかったのが、空豆のゴルゴンゾーラのトマトソース。

こういう組み合わせもありなのかと。

トマトソースが3種続いても、まったく違う仕上がりなので口飽きない。

花山椒とフルーツトマト。
花山椒の爽やかな香りとビリビリとした辛さ。
カリカリの食感も楽しい。


驚きの組み合わせがありながら、しっくりとまとまっている。
確実な美味しさと、高揚感、レストランに求めるものが揃っているのだ。

7月には別の場所での企画があるそうで、次にこちらで食事ができるのはいつのことやら。
でも、気長に待ちますよ。