今年もファロ資生堂で白トリュフを満喫できて幸せです。
来年もまた、来られますように。
フェルゲッティーナ・フランチャコルタ・ロゼで乾杯。
白トリュフコース。
ワインはグラスワインのペアリングにするのが最高に愉しい。
サン・ミケーレ・アッピアーノのピノ・グリージョ 2013、サンクト・ヴァレンティン。
他のテーブルから芳香が漂ってきてはいるものの、
自分の皿から香る高揚感はひとしお。
半熟卵とジャガイモピュレのクリームソース、白トリュフ添え。
ヴァレンティーニのトレッビアーノ・ダブルッツォ 2008。
こちらは冷たい一皿。
根セロリとバッカラマンテカート、冷たいポレンタソース、白トリュフの香り。
カステッロ・デッラ・サーラのチェルヴァロ・デッラ・サーラ 2006、ヴェッキア・アンナータ。
薄く細かく、そして香りを拡散する。
自家製タリオリーニ、百合根と共に、白トリュフをたっぷりとふりかけて。
和食で使う時のようにしばらく熟成させて、ほっこりとさせた百合根と芳醇なバターの風味が白トリュフと絡まる。
アルド・コンテルノのバローロはなんと1971。
合わせるのは、
白トリュフで覆われたリゾット。
カイアロッサは年違いで、2004と2007。
シェフソムリエの本多さんの愛に溢れた説明を伺いながら味わうという、幸せなひと時。
メインは選べる中から、蝦夷鹿、オレンジ風味の栗のピュレと。
盛り上がっておりますし、チーズもいただきましょう。
ヌッスバウマーのトラミン 2010。
さらに盛り上げるシャリオ。
ピスタチオのケーキがあって嬉しかった。
1度でその年の分に余りある幸せを感じられるから、他でやたらに白トリュフを追加せずに済んでいる。
ご一緒するはずだったのにいらっしゃれなかった常連様による遠隔主催に感謝いたします。