夜は隊長御用達のイサーン&チェンマイ料理の店。
買っておいたワインを持ち込む。
南アフリカのシュナンブランが、ここの料理とよく合った。
ネームのヤム。
上新粉を塗して揚げた鶏と生胡椒、揚げバイマックルーや細かく割いて揚げたレモングラス、ピーナッツ。
全てを同時に口に入れる。
レモングラスは巧みに揚げられ、全く歯に残らない。
生胡椒のこの引き際の良い鮮烈さは、日本で食べられるものとは違う。
ジャックフルーツをトマト炒め。
辛いけど、サクサクの豚皮と一緒に口にすると丁度良い。
ジャックフルーツがツナのようだ。
小さく柔らかい筍を割いた中に豚肉の詰め物をしたもの。
甘いピーナッツタレでいただく。
ラープムー。
スパイスが多彩でインドっぽくもある。
合わせるものによって色々な顔を見せそうで、そのアイデアを出し合いつつ食べるのが猛烈に愉しい。
インスパイアリングな料理たち。
チェンマイでやったように、添えられたミントやタデ、バイホラパーを組み合わせながら風味の変化を味わったり。
2本目はニュージーランドのシラー。
温かみがあり、これも料理に合っていた。
茹でた牛すね肉に調合されたスパイスをつけて。
隊長に任せていれば安心なのだ。
低いけど、そんなに混んでいなくてのんびりできるというルーフトップバーで〆。