2016/03/24

朝食をも無駄にすべからず

ポワラーヌのリンゴパイ。
凝縮感のある生地に生のリンゴを入れて焼いた様子。
半溶けのザラメがそそる。
フレッシュさの残るリンゴにはこの生地が合うね。

昼ごはんは時間がないことが多いけど、朝はパリにいることを満喫したい。
各種パンを食べるいい機会だ。

寒くて入ったカフェ。
日曜の朝食を取りつつ新聞を読んだり、話したりするご近所さんたち。
こういう店で食べるクロワッサンがバカにできない。
握ったら小さくなりそうな、空気を含んだ軽い層にバターの香り。

ジェラール・ミュロのパンが好きだ。
店の作りを含めたビジュアルはなんだかあか抜けないのだけど、味が好み。
クロワッサンもハズさない。

ポワラーヌのパンにラクレットとピレネー・ド・シェーブルでチーズサンドイッチ。
フライパンを使ってバターでカリっと焼く。
チーズサンドはもう、家でもパリでも定番。

わざわざパンを買いに行くことはないのだけど、出先で近くの美味しいパン屋や菓子屋を探しはする。
ブレ・シュクレも好きな店だ。

雨がちの寒い週だった。
前の公園では桜のような小さい花が満開だったけれども。

ブレ・シュクレのパン・オ・ショコラ。
やっぱり美味しい。
ガシっと硬いが詰まりすぎていない。

ガトーバスクも良かった。
また行くことがあったら買うこと。

オデオン近くにあるウィーン風菓子屋。
素朴で、愛想のないおばちゃんたちが仕切っている。
喫茶スペースもある。

キャロットケーキって、パリではあまり見かけない気がして買ってみた。
家で作りそうなパウンドケーキに人参が入っただけ。
でも、そういうのをもそもそと食べるのが良い時もある。

ジェラール・ミュロのパン・オ・ショコラ。
間違いない。

ジェラール・ミュロのバゲットにベイユヴェールのバターと農家直送シェーブル・フレをこんもり。
茹で卵は手で割るとインスタで習った。

パセリのオムレツとチコリのサラダ。

機内食としては、割ったバゲットにシェーブル・フレとラスパイユの肉屋のハムを挟んだものを持参。
美味しいものだけで構成されたサンドイッチ。