オザミといってもパリ6区のビストロのほう。
最初の客で、まだ明かりを落とす前。
広くて席数も多く、地下のワインセラー前には個室的なスペースもある。
予約無くても大丈夫なんじゃないかな。
大人数の会合でも使える大箱。
若いサービススタッフもよく仕込まれている。
まずはグラスでシャンパン。
Charles le Bel。
料理は全体的にトラッドでポーションも大きい。
比較的新しいビストロでもこういう店が増えているのか、我々の好みで選ぶ店だからなのか。
そろそろ、みんなあの端っこに盛られた組み合わせオチの料理にも飽きてきたんじゃないかな。
鮪とアボカドのタルタル。
ポーチドエッグ、グリンピースのクリーム、ラルドの泡、カリカリベーコン。
ボトルの赤はオススメに従い、ドメーヌ・デ・エスピエのコート・デュ・ローヌ。
メインは2人から頼めるコート・ド・ヴォー、ポテトピュレ添え。
骨付きとはいえ、なかなかデカい。
何度でもいう、フランスのこの乳白色の仔牛が好きだ。
チョリソーを使ったソース。
デザートは2人で分け合う。
ナッツのアイスとチョコレート、2つのシュー。
濃いなあ。だがそれがいい。
感動してまたどうしても食べたいというのではないのだけど、真っ当で塩辛くも重すぎもしない。
場所も便利だし、大人数でも当日の電話で入れそうだし、何かと使い勝手が良さそう。