午後は買い物。
デリーの代官山と言われるハウズ・カース・ヴィレッジへ。
この地区の入り口にゲートがあり、タクシーなどは中に入れない。
車には外で待っていてもらう。
インドの電線は絡まりすぎて、もはや機能しているかも謎。
どれが何かわかるのだろうか?
高級インドブランドセレクトショップのOgaanや日本でも売っていそうなアクセサリー屋などがあるのだけど、代官山は言い過ぎでは。
町並みは上野っぽい。
ゲートの前にはインドらしい屋台。
チャイとサンドイッチを売っていて、賑わっていた。
午後になると車が増え、渋滞が起こる。
12:00より前だと動きやすいのだけど、大半の店は11:00開店なのだよな。
昼ごはんは、アッサム州庁デリー出張所Assam Bhavanの食堂Jakoiで。
政府機関なので、ゲートで名前や連絡先などを書かされる。
いかにもお役所。
でもこの中の食堂は人気があるそうな。
地下にある食堂とはいえ、小洒落たレストラン風。
ターリーを頼むと、まず、熱いスープがショットグラスのようなものでやって来る。
柑橘の酸味がビシっと決まり、じんわりかつしっかりと豆由来と思われる出汁、コリアンダーリーフの香り。
食欲が刺激される。
こういうプレゼンテーションも、食堂というよりレストランだ。
ベジ・ターリーと、ここのスペシャリテを詰めたパランパラ・ターリー。
手前がベジ。
香り米
オニオンやコリアンダーリーフなどが入った茹でダル
マスタードオイルとコリアンダーリーフを混ぜ込んだマッシュポテト
春菊のような青菜とジャガイモのスパイス炒め
パニールカレー
トマト入りグルテン団子カレー
デザートの米の甘いミルク煮
おかわり用ご飯
など。
マスタードオイルを使った料理がいくつかあった。
パンパラ・ターリーには、アヒルや青魚のカレー、炭火焼きした白身の魚をカシューナッツペースト入りと思われるカレーと共にバナナの葉に包んで蒸した料理などが加わる。
グリーン・チャツネやレモン(マナオ?)の他に、マスタードシードを粗く潰して練ったようなものが添えられていた。
この時はわからなかったが、アッサム料理はベンガル料理の影響を受けているという。
後にベンガル料理を食べたら、マスタードが多用されていたから、ここの料理にもマスタードオイルやシードが登場するのだ。
ハーブやスパイスの具合も、ムガール料理や南インドものとは少し異なる。
ちょっとしたレストランだと、手を濯ぐためのレモン水が出る。
アルコールはない。
こういう店でアルコールがあることは、まずない。
でも、スパイスのおかげか、口寂しいとは思わなかった。
ミネラルウォーターとTaxを入れて、2人分合計892.00ルピー。
満腹満足。
我々が呼ぶところのカレーを食べ続けてたのだが、地方によって違った風味があり、口飽きない。
買い物再開。
サントシティ・ショッピング・コンプレックスは、壁で囲われた中にコテージのようなショップが点在する。
規模は大きくないながら比較的高級店が揃い、ババグーリでも扱っていたりするNeeru Kumarの店もある。
トイレも許容範囲内。
San-Chaの店では積極的に試飲をさせてくれ、今秋リリースされたばかりでフレッシュな香りのダージリンや、カルダモンなどのスパイス入りチャイ用茶葉を買う。
チャイはCTCというカットをして小さく丸めた茶葉でないとあの濃さにならないと、今回のインド旅行に向けて検索していて初めて知った。
普通の茶葉でやって、薄いなあと思っていたのだ。
さらに移動して、カーン・マーケット。
グッド・アースは、Franc Francがインド風なものを作ったらこうなるだろうという感じのテイスト。
インテリアグッヅやリネン類、インドの化粧品などを扱っていて、日本価格。
カーマはインドとしては高級なアーユルヴェーダ化粧品ブランド。
文房具屋で、ブロックプリントらしき柄の封筒をまとめ買い。
このマーケットには再訪して、アノーキやファブインディアをゆっくり掘ろう。
夕方の渋滞は凄まじい。
目当ての店が面する大通りに車を停めるスペースがないということで、路地裏から。
上を見るとこう。
ドライバーのおじちゃんが先導してくれなかったら、通らないよなあ。
人が溢れかえるコンノートプレイス近辺。
Khadi Gramodyog Bhavanは大きなスーパーのような店。
カディコットンを多く扱うということで、来た。
由来のあるガンディ様がお出迎え。
地下はアーユルヴェーダ食品と化粧品。
サリーなどのインド服飾品を売ったり仕立てたり。
インドタオルも各種取り揃えている。
時間がなくなってしまったが、地下でゆっくりと買い物したかったなあ。