車の手配を頼んだ現地旅行会社に挨拶がてら支払いに出向く。
オールドデリーに近い下町っぽいエリア。
ホテルに戻り、クラブラウンジへ。
インドはお酒を出さないレストランが多いし、酒屋もすごく少ない。
夕方、ビールやワインをくっとやって一息つきたい酒飲みには辛い国だ。
シャングリラのクラブラウンジのアペリティフタイムはインドやインポートのビール各種が揃い、酒類豊富でありがたい。
バスルームの下水が臭ったり、ホテルとしてはまあまあだったが、クラブフロアが安くなっているならば利用する価値がある。
一般的なキングフィッシャーは後味がちょっと甘いんだよね。
夕食はデリーウォーカーというサイトや渡辺先生のブログで推薦されていた食堂へ。
車のチャーター時間が過ぎているので、ホテルで手配したタクシーを利用。
メーターを使うが、最初は上手く機能していなくて、指摘する。
改造メーターを使われる可能性もあるので、しばらくはしっかりとチェックをする必要がある。
目当ての店はVasant Place Marketというところにあるのだが、このマーケットは知られていない。
近くにあるVasant Viharという地区のほうが有名で、そっちだと勘違いされる。
このタクシーの運転手もそうで、途中から違う道を進み始めた。
遠回りや違う店に連れて行かれないようGoogle Mapでチェックをしていたので気づいた。
彼は騙すつもりはなく、完全に間違えているのだ。
誰かに電話をして、Vasant Place Marketの場所を聞いているが、相手もわからない。
そして、Vasant Viharの間違いじゃないかと言い張る。
こちらも声を大きくし、「違うっていってんだろ、こっちは道を知ってっから、戻れ!」と、道案内をしながらやっと到着。
ありがとう、Google Map。
着いた時には運転手はすっかり萎縮しておりましたとさ。
多くのインド人には悪意がなく、こちらがしっかりと主張すれば、大きな問題にはならない。
大通りに面したTake Away中心のAlkauser。
デリー市内にいくつか支店があるムガール料理の店。
奥にイートインスペースがある。
イートインは19:00~とzomatoかTripAdvisorかで読んだが、実際はどうなのだろう?
入った時には他に客がいなかったが、21:00過ぎから客が入り始めた。
デリーの食事時間は、昼は13:00、夜は21:00からがピークのようだ。
まずスライスした生タマネギにグリーンソースとレモンを添えたものを出すのが定番。
こちらの必食メニューの1つだというアフガニ・チキン。
カシューナッツペーストがベースのタレでマリネして焼き上げた鶏肉。
店名入りの素焼き壺で蒸し焼きされるビリヤニ。
チキンにした。
底のほうにしっとりとした鶏肉がいる。
ここのビリヤニはカルダモンがよく香る。
この素焼き壺は使い捨てなのだ。
新しいのを譲ってもらえばよかった。
マトン・カラーヒー。
炒めタマネギがたっぷりで、見た目よりも口当たりが軽い。
ロティも。
ナンよりもロティの方が一般的なようだ。
インドカレーは混ぜて食べるのが美味しい。
食後に出されるマウスフレッシュにも、店によっていくつかタイプがある。
フェンネルシードに小さな氷砂糖を混ぜたもの。
フェンネルシードを砂糖がけしたもの。
砂糖がけにさらに香りや色をつけたもの。
東京ではあまり手が伸びなかったが、やはりこれがあると口がすっきりとする。
1,224.41ルピー。
翌日の朝食用にロールを持ち帰り、待たせておいたタクシーでホテルへ。
帰りは順調。
支払い時にドライバーから丁重にお礼を言われましたとさ。
ファンシーなクリスマス装飾がビジネスホテルっぽいロビー。