移転後初のまるふく。
20:30~の2回転目に5人で。
かなり広くなったのに、席数はあまり増えていない。
客スペースがより快適になるような作りに、人柄の良さが出ている。
日本酒はマダムにお任せで。
白岳仙。
熟成された白身の弾力とじわりと染み出る旨味。
酒器が豊富で楽しい。
上喜元。
鰤は部位違いを2枚重ねで。
異なる味わいが時間差でやってきて、混ざり合う。
白イカしんじょ。
カワハギは肝醤油と。
日下無双。
すごい名前だな。
赤いボトルって初めて見た。
サヨリ。
芝エビおぼろを仕込んである。
焼き牡蠣に山椒1粒。
時間をかけてしめたシメサバ。
赤貝ジュレ寄せ。
鮟肝。
越後で候。
同じく時間をかけてゆっくりしめた小肌。
酸が柔らかく余韻が長い。
あがる!
白子の茶碗蒸し。
味付けの濃度が好み。
セイコ蟹のシャクシャクとた歯触り。
日高見。
イカの美しさよ。
甘エビに火を入れた甘エビミソ。
ウニをまぶした焼き飯にさらにウニ、そしてイクラ。
お漬物で一息。
蔵王。
しじみ汁。
賀茂金秀。
アオサのお味噌汁。
もう少し食べたいと強くお願いし、追加をしていただいた太巻き。
トロ、鮟肝…この日のダイジェスト版的な贅沢さ。
1本を5人でがっつりと。
黄身酢をふりかけて。
播州一献。
この日誕生日だった人に笹を切って富士鶴。
お鮨や日本酒の美味しさはもちろん、この優しさに感動するのだ。
「お」を付けたくなるような鮨を、緊張せずにワイワイといただける。
相変わらずコストパフォーマンスが高く、それが西荻窪という場所だからなのであれば、もう行くしかない。