2015/12/14

鮨 まるふく 移転後初

移転後初のまるふく。
20:30~の2回転目に5人で。

かなり広くなったのに、席数はあまり増えていない。
客スペースがより快適になるような作りに、人柄の良さが出ている。

日本酒はマダムにお任せで。
白岳仙。

熟成された白身の弾力とじわりと染み出る旨味。



酒器が豊富で楽しい。

上喜元。

鰤は部位違いを2枚重ねで。
異なる味わいが時間差でやってきて、混ざり合う。

白イカしんじょ。

カワハギは肝醤油と。

日下無双。
すごい名前だな。
赤いボトルって初めて見た。

サヨリ。

芝エビおぼろを仕込んである。

焼き牡蠣に山椒1粒。

時間をかけてしめたシメサバ。

赤貝ジュレ寄せ。

鮟肝。

越後で候。

同じく時間をかけてゆっくりしめた小肌。
酸が柔らかく余韻が長い。

あがる!

白子の茶碗蒸し。
味付けの濃度が好み。

セイコ蟹のシャクシャクとた歯触り。

日高見。

イカの美しさよ。

甘エビに火を入れた甘エビミソ。

ウニをまぶした焼き飯にさらにウニ、そしてイクラ。

お漬物で一息。

蔵王。

しじみ汁。





賀茂金秀。

アオサのお味噌汁。

もう少し食べたいと強くお願いし、追加をしていただいた太巻き。
トロ、鮟肝…この日のダイジェスト版的な贅沢さ。
1本を5人でがっつりと。
黄身酢をふりかけて。

播州一献。

この日誕生日だった人に笹を切って富士鶴。

お鮨や日本酒の美味しさはもちろん、この優しさに感動するのだ。
「お」を付けたくなるような鮨を、緊張せずにワイワイといただける。
相変わらずコストパフォーマンスが高く、それが西荻窪という場所だからなのであれば、もう行くしかない。