初のインド旅行。
JALの成田-デリー直行便を利用した。
チェックインの時、JALのカウンタースタッフがインドのe-Tourist Visaを知らず。
スタッフ用ブックにも載っていないとかで、確認のためにしばらく待たされる。
他のスタッフに聞きに行っても、その場にいる人々は誰も知らない様子。
メールのみの簡易なビザだから、知らないと怪しく思うだろうが、そこそこ旅行者もいて直行便を飛ばしている国の旅行ビザ情報は随時アップデートしておくべきではないだろうか。
こちらも少し不安になった。
デリー空港のイミグレーションのe-Tourist Visa専用カウンターでは、至ってスムーズに判子をついてもらえた。
JAL…。
デリーの旅行会社に手配していた送迎ドライバーによって、ホテルへ。
18:30の時点ですでに真っ暗だが、それ以上に靄っている。
PM2.5が北京以上というだけある。
マスク装着。
最初3泊のデリー滞在はShangri-La's Eros Hotel。
グラブフロアのツインを予約していて、チェックイン時に確認したのに、部屋を見たらダブル。
そこから部屋をツインにしてもらい、荷物が運ばれてくるまで何度ものやり取りが必要で、ああ、これがインドか。
英語も抑揚がなくて聞き取りづらいし。
ま、とりあえずミニバーのビールで乾杯。
キングフィッシャー・プレミアでRs400。
ホテルで配車してもらったタクシーで、今回初となる食事へ。
Gulatiはインドの食べログ的なzomatoの北インド料理フィルターで上位にあったもの。
日本でこういうサイトの評価を参考にすることはないが、外国では活用する。
フィードバックを書いている人もインド人ばかりだから、たくさんのインド人が好きな店ってことで。
下調べ段階でここにしていた理由としては、夜の何時くらいに食事ができるか読めなかったから、ホテル近くということと、初日だし、ちょっとキレイめなレストランにしておいたほうが良いかなというのもある。
数件のレストランが囲む広場のようなところ。
駐車スペースはぎゅうぎゅうの満車。
ほらね。
特にバターチキンがオススメというのもチェック済です。
もう頼むものも粗方決まっているもんね。
9:00過ぎで、インド人の夕食タイムに当たるということもあり、たくさんの人が外で待っている。
ちゃんと名前と人数を控えて順番に呼んでいるのでリストを見ると、前に40組以上いる。
中には20人の団体も。
少し凝ったファミレスみたいな大箱なので、進みは早いようだが、1時間待ちだそうだ。
で、持ち帰りにしてもらう。
中の専用カウンターでオーダーして支払い。
スタッフと雑談。
送迎のドライバーもだけど、仕事を聞きたがるんだね。
それがその人の置かれている環境全てを表すものなのだろう。
30分近く待って料理を受け取り、待っていたタクシーでホテルに戻る。
ホテルの配車係が、何も言わないうちからレストラン往復のチャーターにしてくれていた。
配車係に言われた通りのRs150を払う。
運転手は何か言おうとしていたが、空腹の我々には聞いてる余裕など無い。
2,197.00ルピー。
買いすぎだね。
頼んだのは、zomatoでオススメされていた
Hyderabadi Dumpukht Mutton Biryani
Murgh Makhani(バターチキン)
Paneer Lababdar
とお店の人オススメのGalouti Kebabのマトンと、タンドール・ロティ。
どれがどれにだかわからないが、具が青唐辛子1本だけのカレー的なもの、コリアンダーやミントのチャトニー、アチャール、ライタ、ライム&青唐辛子がついてきた。
包装の丁寧さに驚いた。
ビリヤニは、グレーヴィーとバスマティライスが層になった本格的なもの。
使い捨ての素焼きの壺に入れて、口を小麦粉を練ったもので閉じて蒸し焼き。
下にはマトン(といっても、山羊なことが多いと読んだ)の塊がゴロゴロと。
グレーヴィーの配分が丁度良いし、何より、バスマティライスとスパイスが混ざり合った香りが好きだ。
Galouti Kebabはホワッホワと柔らかな歯ごたえで、舌触りがなめらか、挽肉の粒を感じないピュレのような不思議な肉団子。
ちゃんとマトン(山羊?)の香りがする。
青唐辛子入りカレー的なものがこれのソースか?よく合う。
もちろん、グリーンチャトニーやライタもかける。
成田で念のためと買ってきたジェイコブス・クリークのシラーを開けて、豪勢なディナー。
4人で食べても余る量な気がする。
Paneer Lababdarはパニールが具で、トマトとカシューナッツペーストの入ったカレー。
グリーンカルダモンがホールで入っていたりと、スパイスをたくさん使っているなという感じ。
噂のバター・チキンはトマトの爽やかさとクリーミーさとが良いバランスで、予想より軽い。
具の焼いた鶏肉(骨付きかボーンレスかを選べて、ボーンレスにした)が香ばしく、こりゃ旨い。
高評価も納得。
アチャールはタマネギと柑橘系らしきものの2種類。
タマネギのアチャールは大きめな袋にごっそりと入れてくれたのだが、確かに何かと箸が向く。
グリーン・チャトニーやライタはどの料理にかけてもいい。
最終的には、好きに混ぜてぐちゃぐちゃと食べるのだ。
案の定、たっぷり残って、翌日の朝ごはんとなる。
出だしは好調。
時差ボケというより出先での不眠が相変わらずで、寝るのを諦め、タイムラグのないポストを書いてみた。