南インド料理が食べたくて、気になっていた錦糸町のヴェヌス。
インドの瓶ビールから、マハラジャとゴッドファーザー。
ラッサムの価値がやっとわかった。
今まで、なんだかスユいなあと、ピンとこなかったのだ。
ここのは味の方向が明確で、よくまとまっている。
たっぷりと入った黒胡椒などのスパイスのキリっとした辛味も、タマリンドの甘酸っぱさも。
食欲増進。
オニオンパコラ。
生地が程よくスパイシー(ホットではない)で、油も軽やか。
チキンウプ(塩)カレー。
刻んだ香味野菜がたっぷりで、サラっとしている。
マスタードシードの香りがフレッシュだ。
チェティナード料理を食べたかったので、マトンチェティナード。
マトンが柔らかく、コクがあるが重さがない。
やはり香味野菜満載。
ホールスパイスがゴロゴロのマトンビリヤニ。
長いコメだから粘度が弱く、野菜としてスルスルと収まる。
1つの皿に上で自由に混ぜつつ食べるのが旨い。
キーマドーサ。
ドーサは外側がもっとパリっとしているのが好きだな。
そして、キーマドーサよりマサラドーサがいい。
ムッチリな弾力はある。
サンバルやココナッツチャトニーは、やはりビシっと決まっている。
南インド料理を謳ってはいるけれど、タンドールなどの北の料理もある。
全体的に透明感があり、スパイスが爽やかに香る料理で、すごく好みだった。
この日は2人だったから、頼めるものが限られたが、次回はもっと大人数で来る予定。
腹ごなし的に押上に向かって歩き、金・土・日だけ開いている宮田ビールへ。
ブリュワリーで、ここで作られた新鮮なビールを飲むことができる。
つまみはなく、近所の人たちが1杯クっとやっていく。
カウンターに座って、ジュニパーベリーIPAなど。
ヴェヌスの後にちょうど良いな。
ヴェヌスでは、レシピ冊子を買ったんだった。