常連の友達にお誘いいただいて、虎の穴の特別な会に加えていただいた。
料理は完全にお任せ。
ただ口を動かしていればよいという。
野菜であっても、特別なルートでしか手に入らない品質や銘柄。
このトマトのくっきりとした酸味や引き締まった肉質に目を見張ったり。
ワインまで出してくださる。
オリヴィエ・ルフレーヴのシャサーニュ・モンラッシェ 2011。
初めて食べるものも多い。
タレで漬けてあるアイヌネギ。
アクがあり、いかにも性がつくニンニクの香り。
天然のセリのシャキシャキとした歯ごたえは、食べなれているものとは違い、より軽快。
イカの塩辛のキムチ風。
美味しさに震えるような肉の前菜が他に2種。
料理に合わせて、ビールやマッコリ、ワインと行きつ戻りつしながら。
日本酒も。
黒牛、本生無濾過。
The best チヂミ of my life。
カリッサクッで覆われた中には甘いニラやネギがぎっしりと。
生地とのバランスに唸る。
キュウリの青唐辛子和えはすだちを絞るとより旨いと知る。
肉かと思いきや、
実は山人参。
朝鮮人参の苦味をごく薄くしたような。
芋っぽさもあり、しっかりとした噛みごたえで、肉的な満足度がある。
赤はレバノンのイクシール、グランド・レゼルヴ 2009。
この日のメインは特別な豚しゃぶ。
九州、糸島の豚だそう。
葱を巻いてシャブシャブと。
なんだこの豚!
キムチが美味しいのは当然でしたね。
皆が買って帰りたがるも、限りあるものとのことで断念。
葱とニラを巻いた状態でも。
えのきのシャキシャキとも。
全く食べ疲れしないから止まらない。
これまた米にも水にもこだわった土鍋ごはんを食べたところで、やはり満腹になっていたことを知る。
赤出汁をすすりつつ、米をあまり食べられない体質であることを実感。
無念。
デザートにかき氷だなんて、素晴らしき気遣い。
満腹でも、これなら堪能できる。
パイナップルとマンゴーの自家製シロップ。
氷は富士山の水の。
すごいね、この会。
貪欲すぎて最高。
食材の話を聞きつつ、食いしん坊だけで飲み食い。
皆様に御礼申し上げます。