中華圏の朝ごはんは充実しているから、ホテルは素泊まりにした。
最初は、ミキティオススメのこちら。
上海に来るにあたり、アレ食べたいコレ食べたいとわがままを伝えていたのを吟味して、今美味しい店をピックアップしてくれていた。
ありがたい限り。
変化が激しいこの地では、昨日の名店が今日の迷店になることも多い様子。
上海と言えば小龍包だよね。
ここは都度ごとにせっせと作りたて、蒸したてを出してくれる。
蒸しっぱなしでグズグズのを出すところもあるそう。
中国の人々は健康志向で、朝ごはんを重要視していて、温かい汁を食べている人が多い。
ほぼみんなが頼んでいた鴨の血のスープ。
プリンプリンと硬めのゼリーのような鴨の血は、これといって美味しくもなく不味くもない。
「なるほどねえ」という感想以外はない一品だった。
来た来た、小龍包。
生姜黒酢は別料金。
皮の厚さ、スープの脂の具合や量など、好み。
軽めで、一人一蒸籠いける。
蟹みそ入り小龍包も。
蒸籠が近づくだけで香る蟹みそ。
もちろん美味しいのだけど、もし1種類だけというなら、シンプルな肉小龍包だな。
腹ごなしが済んで、幸せな気持ちで上海博物館へ。
中国の様々な民族の装束が見もの。