同時期にパリ出張している友達と夕食。
元デュカスグループの三ツ星シェフだった方が開いた気楽な店、Papillon。
場所は17区。
パリのグルメ地図もずいぶんと広がって、17区や19区に来るのに怯むことがなくなった。
この後、続々とお客が来店し、21:00過ぎには満席に。
グラスでシャンパンを飲みながら、お通しは蕪にバター。
蕪に塩の効いたバターをつけて食べるのは、フランスでは定番だと聞く。
オススメされた白をボトルで。
シャトー・ド・ベルのシャブリ 2015。
リクエスト通りにフレッシュなコク。
黒いスリムなジーンズにサスペンダー、白いシャツという洒落たユニフォームのサービスたちは、みんな感じが良い。
料理は全てアラカルト。
コンパクトながら食べたいと思うものがある。
やわらかなタコに黒オリーブのソース、グリルした黄色いズッキーニ。
口に入れてすぐ、あ、美味しいと思う塩梅。
Merlanというタラのような魚をクリームソースで。
細い土筆のような外見でアイスプラントのように塩気のある野菜や青トマトなど、グリーンの野菜が爽やかさを添える。
デザートに定評があると聞いていたので、フォンダンショコラ。
砕いたカカオ豆を添えて。
派手さはないけど、安定した美味しさがある。
大人数にも対応できるので、使い勝手は良さそうだ。