2014/10/04

Velib について

今回の出張中、毎日のようにVelibを利用した。
少し前に使ってみた時は、石畳での乗り心地の悪さと一方通行とステーション探しに辟易としたのだが、その後、パリ在住の友達からアプリができたことを教えてもらったのだ。
今、Velib対応のアプリはいくつも出ている。

改めて利用してみて、重要だと思ったことをメモしておくとする。
Velibの申し込み方法などは「Velib 使い方」で検索すればいくつも画像付きが出てくる。

まず、アプリは絶対に必要だ。スマートフォンとネット接続も不可欠。
現在地周辺や目的地周辺のステーションの場所がわかるだけでなく、そこにどれだけの自転車(Velos)があるかも、空き駐車スペースの数もリアルタイムでわかる。
観光客だけでなく地元の人達も頻繁に利用しているので、自転車は循環している。
乗りたいときに自転車がないこともあるし、止めたい場所に空きがないこともある。
より近くでどこのステーションに行けばよいか、即座に把握できるツールは必要なのだ。
アプリはApple Storeで「Velib」で検索をすれば、いくつか出てくる。

申し込みは事前にネットでしたおいたほうが確実だ。
ステーションの機械は壊れていることもある。

自転車を選ぶときは、ペダルの動き、ブレーキの効きなど、チェックをする必要がある。
こちらも不具合があることが度々。

Velibの自転車は重く、固定されているポールから外したり、戻すときにはめたりするのには力がいる。
そして、上手くはまっていないと借りっぱなしとみなされてペナルティが発生するので、ポールのライトがオレンジからグリーンに変わるまで見届けてからその場を離れたほうが良い。

交通ルールは車と同じ。
一通にも従わなくてはならないし、右側通行(これ、最後まで気付かなかった)。
ただし、ちょっとだけ逆走したいときは自転車を降りて、引けばいい。
パリは一通の道が多いので厄介だが、マップやVelibアプリに出てくる地図に表示がある。出発する前にルートを頭に入れておくのが安心。
その上で、自分が行きたい方向に向かっている自転車乗りの人の後をつけるのが、最も簡単だった。
曲がるときは、曲がる方の手を水平方向に上げる(ちょっと上げるだけでいい)。
おどおどしていると、余計に危ない目に合うようだから、自分は車に乗っていると思ってグイグイ行くことも必要だと思った。