久しぶりに野毛ドル様と歩く野毛。
楽しみにしておりました。
ゴールデンウィーク初日で、休みの店もチラホラ。
街自体にかなりの人が出ているし、臨機応変に行きましょう。
ゴールデンもつで作戦会議のはずが、まさかの満席。
お馬さんの日ですしね。
TVのある店は混んでいる。
というわけで、石松で待ち合わせ。
ビールを飲みつつ、サワラ炙り刺。
そして煮込み。
4人揃ったところで、さあ、繰り出しますか。
大半の店が開店前。
だからこそ見えるものもある。
散歩日和な陽気で、歩くのが気持ち良い。
オープンエアな店に入ろう。
ここ、前に夜来た時はほとんどが売り切れていた。
テラステーブルが気持ち良い。
風の森がグラス300円。
このちくわ磯辺揚げ、作り置きで冷めていても美味しい。
以前、野毛ドル様に連れて行っていただいたホッピー仙人で、仙人が居酒屋の良し悪しはちくわ磯辺揚げでわかると言っていた。
揚げ衣に海苔を混ぜ込むと、他の天ぷらには使えない。
それを厭わない店は良い店だと。
納得。
明るいうちの野毛散策。
泡の国を横目に。
通りがかりの店に浅草姐さんが反応。
どら焼きで有名なおがわ。
やっているようなのだが、誰も出てこない。
呼び鈴を押しても、呼んでも反応なし。
野毛ドル様が奥に呼びかけて、ようやく反応あり。
ゆっくりと爺様登場。
お耳が遠いご様子で、注文は書いて渡す。
このやり取りも含めて味。
素敵だ。
電線がまだ頭上に張り巡らされていて、看板の書体がどれもそそる。
まさにアンテナアメリカ日和。
ちょっと酸味のあるクラフトビールがハマる。
ここのアメリカンなフードが好きだ。
ジャンクだけどちゃんとしてる。
揚げ鶏のソースは甘辛のを選択。
つけ合わせのセロリに添えられたブルーチーズソースがまた、使える。
鶏につけたり、芋につけたり。
さて、さっきお馬さん需要で満席だった萬福も、そろそろ入れるでしょう。
フォトジェニックだなあ。
どこを撮っても絵になる。
漫画も、この店ならかくあるべきというセレクション。
メニューの達筆さ。
とりあえず餃子とビール。
カレー焼きそば。
青黄色いSB&小麦粉なルーが焼きあげた細麺によく絡む。
妙な旨さ。
サンマ―麺って、初めて食べる。
もやしあんかけ麺なんですな。
あっさりめなスープが沁みる。
好きだなあ。
空腹も落ち着いた。
合間にここを挟むのは定例化したい。
フクダフライ、通称FFも混んでますなあ。
空くのを待とうと、近くにある萬里へ。
4人でビールと1品くらいでも、気を使わずにいられる人の良いゆるさ。
海老揚げ団子はイカ味だったけど、Bっぷりが旨い。
揚げたてだしね。
さてFF。
ここにきてのレモンハイが、あー、気持ちいーーー。
ニンニク、ハツ、レバー、鶏皮は素揚げ、玉ねぎとうずら卵はパン粉揚げ。
卵は特製ニンニク辛味タレで。
ニンニクのパンチが効いていて、明日まで持ち越しそうだけど、明日も休みだから問題なし。
アサリとマグロ。
サラダ的な気持ちでタコ刺し。
ここは刺身も美味しいからね。
スナッキーなもつ素揚げに夢中。
カリカリトロリ。
シロなのだと思うけど、軽い。
ジャガイモもニンニク辛味タレで。
これもまた良し。
さて、次はどうしましょう。
というところで1人撤収。
野毛の寛ぎスポット、みつ徳へ。
〆張鶴や鍋島をやりつつ。
お通しはめかぶ。ちょうどそういうのが食べたかったところ。
甘めの卯の花が和む。
茹でたて空豆。
そして1人合流。
みつ徳の大将から、近くで生放送のロケやるよと聞いてやって来た。
羹屋はな。
お通しが温かいスープって、気が利いてる。
ハイボールとともに、きゅうり和えやら明太子豆腐やら。
オムそばいっとけー。
酒が回ってくると、マヨやソースを求める。
シードルでさっぱり。
映ったのかしら?
都橋でどこか入りたかったけど、推奨店はさすがに満員。
少し離れて、元船乗りの人の店へ。
泡をボトルで。
アボカドマヨチーズ焼き。
と、アポロが開いていると野毛ドル様が確認してくれた。
タクシーでズバっと乗り付ける。
住所を告げたら、タクシーの運転手さんも「アポロですね」と。
あー、この景色の良さ。
相変わらずイカしたマスター。
我々以外はテーブル席も全員男性。
ジュークボックスも健在だ。
水割りを飲みつつ、
練乳が入ったヨーグルトドレッシングのフルーツサラダや、
パリパリ生地のミックスピザ。
ナポリタンはアルデンテ。
ビシっと決まってるなあ。
アポロまで来れるとは思っていなかったから、嬉しさもひとしお。
私がイメージする横浜って、アポロなんだ。
終電間際に無事帰宅。
野毛って楽しい。
GWで休みの店があったり、混んでいたり。
フレキシブルに無駄なく満喫できたのは、野毛ドル様がいてこそ。
どこに入っても馴染みだもんなあ。
ありがとうございました!!
翌日、おがわのどら焼きの自由さよ。
3つ買ったら、1つは白あんだった。
爺様のアレンジか、または偶然か。
あんの入り方も多様。
だがそれがいい。
サクサクとした豆の皮歯応え。しっかり甘いのが好き。