中野坂上の住宅街に、本当にひっそりとある蕎麦屋、らすとらあだ。
噂はかねがね聞いていて、ずっと憧れていた。
看板も出ていない民家だから、知らなきゃ入れないような店。
日本酒とクラフトビールが充実していて、好みを伝えて出していただく。
特に日本酒好きならより盛り上がる。
カウンター3席、2人座卓3つという限られた枠なので、予約は必須。
夜はお任せ蕎麦懐石。
料理も滋味に溢れ、蕎麦までの下地を作ってくれる。
日本酒のお猪口は好きなものを。
華やかさのあるあまり重くないものとお願いして、最初に出してくださったもの。
ニラのお浸しは初めて食べた。
思ったほど匂いが後を引かず、邪魔にならない。
モツスープ。
初めてまた食べたいと思った蕎麦掻。
ふわふわとやわらかく、中にプチプチとしたアクセントがあり、蕎麦が爽やかに香る。
ここでのキーマカレーが、ちょうど良い強弱。
ならばビール。
さあ、蕎麦。
京都。
福井。
茨城。
定期的に禁断症状が出そうな店だ。
GW中で休みな店が多い中、2次会にとらすとらあだの方がおすすめしてくれたのが、ハイランダー・イン。
こってこてのブリティッシュパブ。
「あの料理はすごく価値がありますよ」とのことだった。
真っ直ぐに美味しいパブ料理。
わざわざというより、近くにあったら嬉しい店。