頻繁に通う人のインスタをうらやましく眺めていた、伊藤家のつぼ。
「だれかご一緒に」という呼びかけに手を上げずにいられようか。
地下鉄の八丁堀駅から近い。
この価格帯だから、お任せでなく好きなものを好きに食べるのが良いのですよと。
ですな。
鮨のオーダーは自分で紙に書いて渡すシステム。
刺身盛り合わせのクオリティの高さにまず驚き、ビールから日本酒に変えて鮨祭り開催。
日本酒の種類も豊富だ。
真鯛の昆布ジメから。
昆布ジメのシメ具合が好みだ。
旨味がぎゅっと増して、昆布は主張しない。
しらすの昆布ジメ。
しらすの苦さが活きてる。
刺身でいただいた海老の頭を焼いて出しなおしてくれる。
殻つきシャコ。
アワビ肝のせ。
まぐろ。
基本は赤酢なのだけど、配合の違う酢飯が用意されているようだ。
ネタによって握り方はもちろん、ご飯自体を変えているのではないかな。
この価格帯でそこまでやってくれるなんて、そりゃあ人気になる。
釣り鯵だったような。
金目鯛?
漬けマグロは和辛子で。
ホタルイカは、かろうじて全体に火が通ったくらいの茹で加減。
赤貝。
この日最も印象深かったのが、オコゼ。
「オコゼって、どんなだったっけ?」と頼んでみたら、肝がのってやってきた。
トリ貝。
イワシ?
子持ち昆布。
ウニは酢飯とウズラの卵を入れて焼いてある。
柚子が香る穴子。
繊細だ。
頻繁に通ってしまうのがわかる。
コストパフォーマンスの高さはもちろん、気楽な雰囲気で仕事をした鮨が食べられるのだから。
美味しいものを食べながら別の美味しいものの話をする喜び。
ありがとうございました。