お誘いいただいて、四谷三丁目の住宅街にあるレスプリ・ミタニ ア ゲタリ。
新しめな店なのに、ずっと昔からここにあったかのような落ち着きっぷりと重厚感。
家族で食事をするのにも合いそうだ。
泡の後、オススメいただいた中からドメーヌ・フアシェのレ・ロマン・ブラン。
マッシュルームが入ったばかりということで、サラダで。
エシャロットの量や塩梅、酢の具合など、ビシっと決まっている。
オイルはヘーゼルナッツオイルかな?ナッツの風味。
野菜のテリーヌを半分ずつ。
タプナードと。
温かい前菜は豚足のガレットとアンドゥイエット、白アスパラを盛り合わせて。
こんがりと焼かれたガレットはもちろん、しっかりと香りつつも余分な脂がそぎ落とされてクリーンなアンドゥイエットに、早くも再訪を誓う。
赤ですよね。
シャトー・モンテュス。
仔羊来た!
4人で同じメニューを頼むからこそ、いろんな部位を一度に味わえる。
美しきピンクな断面。
これが2皿。
もっちりだったり、サクっとしていたり、部位ごとに違う歯応えや脂のノリを楽しむ。
脂を吸った芋がまた、たまらんねえ。
我慢できずにワインを追加。
軽やかなものということで、ブルゴーニュ。
ブシャール P&Fのコトー・デ・モワンヌ。
羊を食べきれずにお持ち帰りにしつつも、カウンターに並んだ王道デザートを頼まずにはいられない。
ガトー・バスクはヌガーのようなナッツ入り。
どれもきっちり甘いのがイイ。
コーヒーの香りとチョコレートのこってりとした甘さが絶妙なバランスのオペラ。
ねっちりフォンダン・ショコラも。
オーセンティックでがっつりとしたビストロ料理なのだけど、どこか繊細で軽やかな仕上がり。
食べたという実感がありつつ、胃の負担は少なめ。
季節ごとに行きたい店を、また一つ教えてもらった。
ありがとうございます。
そして、四谷三丁目といえばスナック・アーバン。
いい夜。