2ヶ月に1度のお楽しみ、星野。
ワインに精通したムッシュが持ち込みをしてくださった。
以前にもこちらでいただき、和食との相性の良さが証明されているシャルル・ド・カザノーヴ。
よもぎ麩と白味噌。
日本人なら、白アスパラでなくよもぎで初夏を感じるべきだなんて思ったり。
笹巻きちまきの具は、星野さんが焼いた穴子。
穴子は対馬のだそう。
たっぷりとジュレを蓄えた兵庫県のじゅんさいと蝦夷アワビ。
蝦夷アワビは小さいから、生でもスっと歯が通る。
茄子。
出汁の素晴らしさよ。
こしあぶらと、しっかりと揚げて甘味を引き出した小柱。
コチ。
ねっとり。
これには日本酒を。
ぽたりぽたり。
オコゼの丸仕立て。
ブルブルなオコゼは箸では切れず、齧りつく。
丸仕立てというだけあって、生姜が香り、すっぽんを思わせる水陸両用感のある旨味。
ヴィエ・ディ・ロマンスのディス・クミエリス 2012。
たっぷりとふくよか。
いつも完璧なセレクションの持ち込みをありがとうございます。
王道ながらどこかに今を感じさせる星野の料理によく合うワインばかり。
スズキの塩焼きはたで酢で。
鮎は次回ですかね。
小芋、アワビ、空豆、海老、姫竹。
ご飯にかけては、ここが最高という意見の一致をみる。
3杯目はおこげ。
4杯目は鰹節わさび醤油。
わらび餅。