2017/01/10

キャンディ街歩き : スリランカ3日目

キャンディで一番楽しみにしていたのが、Warunaアンティーク。
中心地から離れたところにあるちょっと知られたアンティーク屋だ。
京都のような古都だけに、何か面白いものがあるのではないかと期待していた。
バンコクで消化不良だったのもあり、買う気。

雑然とした店内はマーストリヒト窯などのオランダやイギリスの古い食器、ラッカー彩色の古い仏具、古布、お土産物屋にありそうな石のアクセサリーと玉石混淆。
やる気を失いかけたが、奥様が日本人だと言う店主が別の部屋や地下、2階も見せてくれる。
ただ積み上げたように置かれているし、説明も雑なのだけど、売りつけようという感じがない。
古い壺たちを吟味。
姿が良いなと思ったものは、1000年は前のものだと言う。
シンハラ王朝時代の、ダンブッラとか、その辺りのものとのこと。
こういうものは納得できるかどうかだ。
高いものではないし、記念としてでも、と購入。

キャンディ中心地にあるキャンディマーケットの前で車を降り、3時間後くらいに待ち合わせることにする。
小さな街だから、歩いて回るのが適している。

キャンディマーケットは観光客と地元民の両方が利用する屋根つき2階建てマーケット。

移動の車窓からみた小さな商店たちも、びっちりと広告や商品で覆われていた。
これがスリランカのスタイルなのだろう。

米にもいろんな種類がある。



スパイスは細長く袋詰めされ、ぶら下げられている。
スパイスあるよー、紅茶おいしいよーと声をかけられつつ見て回る。
1階は食べ物メイン、2階は雑貨や服飾など。

マーケットを出て、目的無く歩く。
地下道の中継地点にもお店が。


スーパーに入る。
生鮮コーナーが面白い。

ゴトゥコラ!
こういう形か。
日本名はツボクサだそうな。

スパイスコーナー。

モルジブフィッシュや煮干しのような小魚など、干し魚のコーナー。

スーパーへは酒を買いに寄ったのです。
最初見つけられず、レジで並んでいる酒瓶を持った観光客に聞くと、地下だと言う。
奥の隅にある裏口のような扉。

階段を下りる。

観光客も地元の人も、酒の買い出し。
スリランカは祝日にお酒が買えないらしく、明日12月25日は祝日なのだそう。
仏教の国だからクリスマスは関係ないと思ったら、がっつり祝うのか。

クイーンズホテル。
街のど真ん中にあり便利だけどうるさいというフィードバックを見て泊まるのを止めたのだけど、1泊だけならここに泊まるべきだった。

クイーンズホテルに寄ったのも、酒が目当て。
昼酒ができるバーがあるという情報が寄せられたから。

ライオンビールを頼んだが、やはり進まず。

で、アラックを試してみようということになり、ソーダと一緒に頼む。
ココナッツの蒸留酒なのだけど、熟成したグラッパのような香りで、ソーダなしでも美味しい。

買う気満々でボトルの写真を撮らせてもらった。
日本にも入ってきているということで買わなかったけれども。

キャンディは湖に面している。
一応観光スポットなのだけど、ただの湖。

仏歯寺には明日の朝に行こうと思っているから、特にやることもないんだよねえ。
街はクリスマスショッピングで混雑。
大入りのショッピングセンターに入ってみるが、アメリカ資本のブランドも多く、スリランカブランドはドレッシーすぎるかベアフットのようにファンシーかで趣味に合わない。

あ!これは!
ショッピングセンターの駐車場に見覚えのある施設が。

安心の緑おばさん。

昔ながらの道具でストリングホッパーを押し出す人。

緑おばさんたちはチェーン展開されているのか?
もちろん買い食い。

ムルックという揚げスナックで、スパイスが入っていてほんのり辛い。
バキバキとした歯ごたえで、ここのは冷めても美味しく、つまみに最適だった。

カトゥレットも。
ダンブッラで食べたのとは少し違うけど、これも美味しい。

地元の人たちで賑わっていたから、人気チェーンなのだろう。
今日の夕飯用なのか、まとめ買いする人たちもいた。

ショッピングセンター前の広場では、クリスマスイベント。
ステージに上った子供の写真を携帯で撮る親たち。

持て余してしまい、ちょっと早めにホテルに戻る。
多くの人はキャンディダンスを観るそうなのだが、一ミリも興味が湧かず。

夕食はホテルで。


テラス席から夜景を見ながら、こじんまりしたビュッフェディナー。
肉や魚、野菜の各種カレーや炒め、米麺の焼きそば、サンボル色々。
ビーツの赤いカレーなんかもあって、味が良い。

そんなクリスマスイヴ。