2015/02/01

Gare au Gorille

パリでいつも食事をご一緒してくれる友達が、Gare au Gorilleを予約してくれた。
最近オープンしたということで行って感動しているのを彼女のブログで見て、どうしても来たかった店。
やりすぎない洒落た内装が落ち着くし、サービスの方々が皆さんグッドルッキングでナイス。

17区というのは最近、レストラン的に熱いエリアと見えて、新しい気になる店はこのエリアなことが多い。
10区や11区が飽和状態になって、まだ余地のある17区まで広がってきたのだろうか?

ペティアンを飲みながら、メニューを組み立てる。
パリで最近流行りのタパス形式で、シェアしながら食べる。
2人なら、タパス6~7品か、3~4品のタパスを頼んで1品ドカッとした肉料理にするか。

色々と味わいたいから、タパスで通すことにする。

ナイフはオピネル。

ウサギのテリーヌ、プルーンとスパイスのピュレ添え。

バスクのソーシソン。

この日のメニューだったのが、白身の魚にポワロー、グレビッシュソース、バターが香る薄焼きパン。

白身魚のしっとり、ポワローのクニャシャキ、パンのカリカリと、歯ごたえの使い方が巧み。
それは他の料理にも言えて、歯ごたえも美味しさの一部なんだと思い出す。

鯖のマリネ、燻製ソーセージ、マスタードソース、ルーコラ、赤カブ、ルーコラ。

補い合うような組み合わせは、新鮮でいながら自然。
ここの料理、すごく好きだ。

お店のお兄さん一押しのアレクサンドル・バンのピュイィ・フュメ 2013。
価格は日本で飲むのとあまり変わらない印象。

こんなワインクーラー初めて見た。
ちゃんと安定している。
テーブルに重さがないとひっくり返るだろうな。

ミントの入った仔羊挽き肉のハンバーグ的なもの、最初は甘く後から辛いアリサ、ソース・ブランシュ、レーズン、苦味のある野菜、赤キャベツの酢漬け。

ナイフを入れた時から香る羊。
その強さゆえの組み合わせ。

リー・ド・アニョー、レンズ豆、アンチョビ。

仔羊の胸腺とアンチョビ、山と海の相乗効果。

ふと見ると満席で、入口付近のカウンター前には飲みつつ待つ人々も。

次は赤。
アントワン・プティプレのMondeuse Premier Vol 2012。
ピノ・ノワール。

チーズもいただく。
2種類あった中から、サン・ネクタール。

デザートワイン的な白をグラスで。

うっすらとした記憶で頼んだデザート。
料理が美味しかったからね。

オレンジにフェタチーズのグラス、ハーブの入ったカリカリ。


ここにはまた来るだろうし、友達にも薦めたい。
英語はイマイチ通じにくいが。