今年出会ったレストランの中で、最も印象深く、引きこもりがちな生活の中で遠征してリピートした店でもある、ピッツェリア恭子。
パリから一時帰国中の友達のリクエストで、彼女を囲む会を6人で。
メインは前回同様に北海道産黒羊の炭火焼きをお願いした。
まだ切り分けていないところを入刀してくれると言われたら、頼まずにはいられない。
ズッパ・ディ・マーレは事前にリクエスト。
料理は全て取り分けて出していただくことに。
熱々の揚げたピッツァ生地に薄ーくスライスした生ハム。
オレンジのシチリア風サラダ。
パリでは生の魚を満喫できないであろうと、何か生魚をというのもリクエストしていた。
皮目のみ炭火でパリっと焼いたブリにベルガモット、イタリア風南蛮漬けはカルダモンが香り、あんこうは肝ソース。
魚介が持つ塩味だけで絶妙な塩梅のズッパ・ディ・マーレ。
マルゲリータ。
ピッツァ・フリッタ。
黒羊は異なる部位を盛り合わせてくれた。
こういうサービスが本当にありがたい。
ウニのスパゲッティの写真を撮り忘れた。
これはオイルソースにボッタルガ、そして焼き白子。
焼き白子をフォークの背で潰し、まぶしながら食べる。
ぜひ食べて欲しいと出してくれたザッハ・トルテがこの日のヒットデザート。
どこを取っても美味しい、濃密なひと時でありました。
来年も、よろしくお願いいたします。
夕方はお馴染み粋ハウスで、パリ土産の素敵なシャンパンや、
カトルオムセレクトの熟成完璧なトロトロモンドール。
家主様ご提供のワインなど。