2016/01/01

タージ・マハル、ジ・オベロイ・アマルヴィラスのビュッフェ : インド3日目 (アグラ)

昨日Alkauserで買ってきたMutton Kakori Kathi Rollが朝食。
ギーを練りこんで層になった薄焼きインドパン、パローターでスパイスに漬け込んで焼いたマトンをきっちり巻いてある。
ほの甘いパローターとスパイスの組み合わせがすごく好き。

アルミホイルで巻いて半分に切ってくれていたから、分けやすいし食べやすい。
インドは持ち帰りやデリバリーが一般的で、パッキング技術に優れている。

チャーターした車で7:30に出発し、アグラへ。
新しい高速道路を使い、できるだけ早くと思ったのだが、途中で濃霧。
前の車さえみえないような霧で、事故も多発していてスピードが出せない。

霧地帯を抜けたところでトイレ休憩。
ドライブインのトイレはインド式(和式)もあるので、まあ、可能。

ペラペラした感じがかわいい。

ドライバーのおじさんがコーヒーを飲みたいようで、「コーヒー飲む?」と執拗に聞いてくるので、おごってあげることにする。

我々はチャイ。
作りたてで、蛇口の付いた缶のようなものから注がれる。
甘くてスパイシーで、これぞチャイ。

店員がサンドイッチを薦めるが、これはいらない。

11:00過ぎにやっとアグラに入る。
想像していたインドの景色が広がる。
デリー新市街は都会で、野良牛を全く見かけなかったが、ここにはいた。





午後はタージ・マハル入場の混雑が酷いと聞いていたので、まずはタージ・マハルに。
東門から。
チケットカウンターは外国人用があり、金額も全く異なる。
ミネラルウォーター1本と靴カバーが付いてくる。
カウンター付近にいる人たちが丁寧に説明をしてくれるのだが、結局はガイド。
きっぱりとお断りをして、ゲートへ向かう。

ゲートも男女、インド人・外国人で分かれている。
手荷物検査はかなり厳しく、食べ物は完全アウト。のど飴さえ廃棄される。

写真屋やガイドなどが寄ってくるが、それほどしつこくないし少ない。
我々がマスクをしていたからだと思われる。
PM2.5対策としてだけではなく、うざいヤカラを寄せ付けない効果もあります。





そのポーズ流行ってんの?

外国人だけでなくインド人観光客もたくさん来ていて、ポーズをキメている。





中でも、一部写真を撮れる場所あり。




ゴミが落ちていなくて、手入れがされている。
インドで。
その手間を考えて圧倒されたり。



チケット売り場から東門までは500mくらいの距離がある。
道路工事をしていたのだが、電源を電線から取っていた。

ラクダ車の勧誘があるのだが、こんな臭い乗り物、嫌だ。

待っていた車と合流。

このスピーカーのついた装飾のある車をたびたび見かけたのだが、何だろう?

ランチは清潔なトイレのある快適な環境で取りたいので、オベロイホテルにする。
タージ・マハルからも近い。

これまた城。


ロビーの装飾にも品がある。


ランチはビュッフェのみ。

インド料理だけを盛る。

スープや、魚のスパイス焼きも付いてくる。

魚は下処理の丁寧さがうかがえて、街場の店とは違うなと思ったが、他は東京で食べる美味しいインド料理くらい。

ビュッフェだと、わざわざオーダーをしないようなものが試せるのはいい。
インドデザートはこういう時に味わっておこう。

ドーナッツのシロップ漬けのようなクラブジャムンと、アグラ名物のペタを2種。

グラブジャムンは何か花のような香りがつけてある。

ペタは冬瓜の仲間の蜜煮らしきもの。
シャクシャクと生姜に似た歯触り。
アグラのそこらじゅうで売られている。

どちらも激甘いけど、嫌いじゃない。
少量なら、スパイス料理の後にいただきたいと思う。

7,849.58ルピー(レストランの金額は全て2人分)。
観光地であることや丁寧なサービスを考えると妥当かと。

バーのテラスからはタージ・マハルが望める。




さ、アグラ城に行きますかね。