2014/02/08

ル・グラン・パン

以前にパリの新しいビストロのランチで隣り合わせたグルメマダムが教えてくれた英語グルメサイトのParis by Mouthをとても参考にしている。
最近ではパリで店を探すとき、まずここを見る。
三ツ星などは友達のおススメに従えばよいが、もう少し気楽な店となると、なかなか情報が集まらない。
前々からの予約が必要な店には行けないので、ビストロくらいが行きやすい。
このサイトで推薦されている店は好みに合うことが多いし、きちんとマメに更新されているから情報が新しい。
コラムも面白い。

というわけで、ハートマーク(an absolute favorite)が付いていた店の1つ、Le Grand Panで夕食。

いつもパリでお食事をご一緒していただくファミリーと。
予約までしていただき、ありがとうございます!

シャンパンで乾杯し、黒板のメニューを凝視。
バスク豚の料理がスペシャリテだそうで、メニューも肉寄り。

シャルキュトリーの盛り合わせはルイ・オピタルのだというから、頼まねば。

冷たいブーダン・ノワールもアンデュイユも、しっかりと香りつつギリギリのところで留まっていて、素直に美味しい。
チョリソやサラミは言わずもがな。

どこかパリでルイ・オピタルの製品を買えるところはないかな。

前菜にはカボチャのポタージュ。
ナッツの歯ごたえとチョリソの辛味がアクセント。

こちらはサーモンのサラダ仕立て。

やはり肉モノが美味しくて、鴨パテには震えた。

ボトルワインは赤で。
シバロー・ボネのミネルヴォア 2010。

このナイフもいいね。

メインは2人前のイバイオーナ豚をみんなで。
Tボーン?
2種類の部位が盛られている。

ハシバミの香るサクサクとキレのよい脂と、しなやかな赤身。
適切な焼き加減。
肉文化の国だなあ。

つけ合わせはグリーンサラダと、

ポテトフライ!
ああ、フランスの芋の美味しさよ。

一応頼んだトリュフのせ目玉焼き。

デザートではモンブランが有名だそう。

季節柄、ガレット・デ・ロワ。

白ワインをグラスで。

大人気で、10:00過ぎには2回転目を待つ客がカウンターに鮨詰め。
もともと10:00までだと言われていたので、早々に退散。

向かいのLe Petit Panに料理を運んでいたから、そっちでも食べられる様子。
予約を受け付けないカウンターメインの店だから、2人くらいでサクっと食べる時に試してみたい。