2014/02/03

華都飯店

冬限定の白菜鍋が素晴らしいという六本木の華都飯店で新年会。
なんてわかりにく建物!

内装のゴージャスさにちと怯む。

グラスのシャンパンもお高くていらっしゃるが、ま、新年会ですから。

お通し。

前菜盛り合わせ。

鍋用薬味たち。

とにかく腐乳に盛り上がる。

腐乳とネギと中国醤油、これだけで飲める。

ここの腐乳はクセと旨味だけ抽出したような透明な味わい。

さあ、鍋。

中に炭が仕込まれていて、火力が強い。

スープがすでに美味しい香りを放出していて、待ちきれない。

牡蠣や蟹、豚肉と白菜漬け、干し豆腐や春雨を、お店の方が順序立てて手際よく入れていく。

そろそろですか?

白菜漬けの酸っぱい香りが加わると、きゅっと舌が縮こまって唾液が出る。

もう待てませんけど。

ため息…。
この滋味たるや。
白菜鍋は何度か食べているが、どこよりもクリーン。
テーブルに乗る前の下ごしらえの丁寧さがうかがえる味。
豚肉も下茹でされているから、目の前の鍋ではアクが出ない。

鍋のシメはご飯とザーサイ。
ご飯にこの汁をぶっかけて食べて、再度悶絶。
麺も入れたいけど、メニューにないのね。

イチゴタピオカデザートをフルーチェと言ってはダメ、絶対!

美味しゅうございました。
でも、ここでゆったり飲んでいたらお会計がえらいことになる。
思いつく近辺の店に電話をするも、どこも新年会で満席。
そりゃそうだ。

というわけで、お洒落ファミマで買い物をして、とあるお宅に上がりこむ。
ワインは家主様ご提供。

ミエ・イケノのピノ・ノワール 2011。
これ、美味しい。
浮ついていない、落ち着いた華やかさ。

モエのグランヴィンテージ 2004。
わーい。

カルヴァドスまでいただいて、にっこりと帰路に着く。

ごちそうさまでした!