予約のタイミングがわからないくらいのプラチナシートなアンドシノワーズにお誘いいただいた。
貴重なお席をありがとうございます。
調理器具や器もラオスやカンボジアから持って帰ってきたものだそうで、それについてのお話からも彼の地の食文化を知ることができる。
丸太のようなものは蒸し器で、もち米が蒸されていた。
ワインは全て持ち込みで。
こちらで出してくださるものをいただくのもまた一興なのだけど、前回にワイン自体が2本しかなかったことがトラウマになっていて、持ち込んだ次第。
巻き貝にココナッツミルクにレモングラスにグレープフルーツにミント。
ココナッツミルクの甘じょっぱさとグレープフルーツの爽やかさの組み合わせが新鮮ながら、すんなりと馴染む美味しさ。
自分にとっては初めての組み合わせでも、現地では似たような組み合わせを家庭料理として作り食べ続けてきたわけで、思いつきではないのだ。
タイの酢じめ(柑橘果汁じめ?)、セリ科色々とエディブルフラワー。
予約をしてくださった方がリクエストをしていた一品。
あちらの納豆のようなものとたっぷりの生姜が揚げたハタ(?)に盛られている。
トマトやパクチーと共にいただく。
日本のものよりあっさりとして粘りが少ない納豆がコクと旨味を加えてくれる。
立派なハマグリとレモングラス、ディル。
ここの蒸したもち米が美味しくて危険。
食べ過ぎると後から満腹が尋常でないことになるのに、汁に浸したり混ぜたりが止められない。
レモングラスを混ぜ込んでレモングラスに挟んだ肉。
家でもレモングラスをもっと活用したいものだ。
漬け込んでから塊で焼いた豚肉、シソ、クレソン、イチヂクを葉で巻いて食べる。
そのソースがパッションフルーツ&じゅんさい!?
現地ではじゅんさいではないものの、似たテクスチャの水生植物と組み合わせているのだそう。
この緑のスープ、好きだなあ。
もち米を入れたり。
色々な国に行って、その食文化に触れたいと強く思った。