2015/07/25

掘り出す楽しみ その2

日曜の朝はヴァンヴへ。
8:00前だと準備中のところも多いが、待っている時間はない。

1つしか蚤の市に行かないなら、ヴァンヴが良いと思う。
大きすぎず、セレクトされた品揃えで見ていても楽しい。
ポップアップの蚤の市に比べたら少し値段が高いが、家庭の不用品ばかりということがないし、相場を知ってみると掘り出し物もある。

43㎝と大きな横長のキュノワール。
18世紀と言われるデザイン。
この時代の焼き物は中国の磁器に憧れているから、模様もそれをイメージしていると聞いて、すごく納得した。

ヒビに昔の楔補修がされているが、全体としての状態は良い。

家に帰ってから、ヒビに漆を染み込ませ、カケを錆漆で埋めて漆でコーティングした。
普段の食事で安心して使える。

1900年前後ではないかと思われるキュノワールの鉢。
ステンシルの青い花籠がひっそりと。
使いやすい形だし、同じものが2つあったので、両方を買う。

料理を盛ってみると、縁のカケはあることで落ち着くようなところがある。
器は料理が盛られてこそ完成されるもので、単体ではどこかしっくりとこないものが、カチリとはまったりするのが面白い。

ヒビのみ漆で補強。

ファイアンス。
稚拙な絵だが、縁にレリーフが施されていたり、中央の花にも彫りを加えていたりと、工夫がある。
検索すると、同様の横長8角形で青い模様の器は、18世紀のルーアンとされている。

楔補強されていたのを取って、漆喰のようなもので埋めていた。
取り払ってみると、生々しい傷跡が。

こちらも漆を染み込ませ、錆漆を詰めて漆仕上げ。
銀を蒔いても良いかもしれないが、ひとまずは漆のままで使ってみよう。

このファイアンスは図柄を考えると、カンペールかネヴェールかもしれない。
1800年前後ではないかと思われる。
壁飾り用の金具が付いて売られていたが、買ってから外した。

よく見ると不自然なところがある。
カケをパテで埋め、絵を足して誤魔化しているのだ。
飾りとしてはそれで良いのかもしれないが、食事に使うには衛生的に不安だ。

パテなどを取り払い、大きなカケ2か所を銀で継いだ。
表情が出て、愛着がわく。

アムステルダムで生まれた世界最古のリキュールブランド、ボルスの入れ物。
その名前が入っている。
元々は陶器とコルクの蓋がついていたようだ。

1886年のロイヤル・デルフト製。
この年代のものは、裏にイヤーコードが書かれている。