食事会のたびに手作りのお菓子をくれるエンジェル。
そのお菓子たちの味も外見も玄人裸足で、習ったものをそのままというより、作りこんで自分の味にしている。
それが素晴らしく好み。
お酒にも合う。
エンジェルのお菓子を色々と味わいながら、お酒を飲む会ができたらいいなあとつぶやく。
と、某タワマン婦人が場所を用意してくれると。
ありがたや。
タワマンのバンケットルームを5時間借りて、実現となりました。
総勢10人。
エンジェルが作ってきてくれたお菓子に一同狂喜。
1人でこれを全部!?
アルドアックで教えてもらったというバスクチーズケーキ。
表面が黒いのに、コゲた苦味はなく、中はトロトロ。
こりゃ美味しい。
アトリエタタンのチーズケーキは、クリーミーだけど軽やか。
シュトーレンは2重構造になっていて、ビスケット生地で覆われている。
自分がシュトーレンを作ったことがあるだけに、この安定感は衝撃だった。
スパイシーなキャラメルアップルパウンド。
やっぱり好きだなあ。
スパイシーなケーキは、これくらいがっつり甘さがあってほしい。
クグロフはギュッと詰まって、カカオが香ばしい。
そう!これ!
何度食べても感動するバランスのカレーサブレ。
さらに塩系クッキー。
ミモレットチーズのクッキーはアーモンド入りと黒胡椒入りと。
ビスポークで教わったというレモンパウンドケーキ。
上にはラベンダー。
ケーキのしっとりとアイシングのシャリシャリ、歯触りも楽しい。
そしてガレットデロワ。
家で作るレベルじゃない。
お酒と料理は持ち寄り。
キッチンが付いているので、ちょっとした料理や温めはできる。
統一感のないジャンルレスな持ち寄りが楽しいのだ。
料理を食べつつ、お菓子を食べつつ、飲む。
それぞれが勝手なペースで行ったり来たりの自由さがいい。
まずは乾杯だ!
ラロ・フリッツァンテ・アロマティコのロゼ。
煮込んだ牛筋肉とセロリのサラダ。
レシピが知りたいです。
ナタ・デ・クリスチアーノのパテや、パリで買ってきたものたち、サーディンのパテも。
カ・デル・ボスコ。
重信初江先生のレシピのドルマはヨーグルトソースをかけて。
本買おう。
但馬屋のピーナッツペーストはひたすらピーナッツ。
365日の角食にフルーツまんまのマンゴージャムと一緒に盛る。
さらに泡。祝。
シナモンが香るジャークチキン。
ジューシー。
ポイエル・エ・サンドリの白。
写真を撮り損なったル・トン・デ・スリーズの赤、レ・ランドマン・キ・シャント。
サリサリカレー!
って、webサイトの字体がホラー。
具はひたすら肉でシンプルなのだけど、やたら旨い。
スパイスの強さ。これは漢方だ。
バスマティライスと、さらにヨーグルトソースや漬物を混ぜたりしても、また旨い。
スープ、ありがたや。
メイ先生レシピで、がっつり肉団子に優しい白菜スープのコントラスト。
出た。
タワマン婦人秘蔵の日本酒。
吉乃川の純米大吟醸、昌和蔵。
豪族からの貢物だそうな。
今年もご相伴に与れる幸せ。
日本酒にぴったりのつまみも、ちゃんとある。
贅沢な数の子っぷりのこれは津軽漬けというそうな。
豆腐にのせて。
鮭の飯鮨。
スヌ先生の浅漬けキムチや、タワマン婦人の漬物たち。
漬物はあればあるほど良い。
ホタルイカの生干しは、塩辛くなく、中がやわらか。
炙らなくても美味しい。
スヌレシピのアッシパルマンティエ。
生徒の鏡だ。
となると、ワインに戻る。
四恩の窓辺。
さらにカルピスみたいなワインや、古酒もあったよね。
満腹でも美味しい、山東の水餃子。
もちろん、あのココナッツダレで。
ブリカマ燻製。
これが以外にも、四恩のローズに合った。
飲み人9人。
時間制限ゆえにほどほどですな。
フェーヴを当てた。
今年2つ目。
こういうので運を使っちゃって、いいんだろうか…?
制限時間が来たので、共同作業で手早く撤収。
同じタワマン内のライブラリーに場所を移動して二次会だ。
四恩のローズ。
噂に聞いていた鶯ボールのカリカリが麻薬的。
いい菓子。
ずっと飲んじゃうワイン。
Mockvin du Broc。
いやー、美味しかった楽しかった。
エンジェル、タワマン婦人、皆様、ありがとうございました!
第2回に期待。