家に人を呼べる環境になり、買い溜めてきた皿やらカトラリーやらグラスやらをお披露目する機会ができた。
そうしてみると、自分に必要なもの、使うものがわかり、家関係のものを見て回るのがますます楽しい。
自分が作ったものを自分だけで食べるのも、実験のような気持ちで良いもんだ。
他人の反応を気にせず料理する心地よさ。
おかげで、最近はあまり外食に積極的ではない。
スリランカ料理は、持ち寄りで重なることがないし、食べたことがないという人も多いので、たびたび作っている。
ただ、単品よりは複数を混ぜて総合的に美味しい料理なので、面倒ではある。
ちょっと珍しい国の料理がレパートリーにあると、重宝するのだが。
エンジェルのマカロンの夢のような美味しさ。
ブルーチーズとイチヂクとピマンデスペレットのを、また食べたいです。
ホロリとほどける乃池の穴子寿司。
タイなスープのありがたさ。
ツマガリのケーキで、バタークリームの美味しさに開眼したり、
お誕生日の人を、エンジェルのガレットデロワでお祝いしたり。
いつも行列な群林堂の豆大福をありがとう!
近くに行くことがあっても、いつも売り切れなんだよね。
さすが、ギッシリ。
昼から始めた宴の後、パッツンパッツンの腹を抱えて夜桜見物。
別日。
またスリランカ。
少し作り慣れて、ホタルイカを使ったりとアレンジを加える余裕も。
姐さんのガリっジュワッな鶏唐揚げ。
持ち寄りのものをスリランカ料理と合わせて、思わぬマリアージュに盛り上がる。
エンジェルの塩気のあるお菓子が、本当に好き。
塩気の前に、しっかりと甘さがあるからバランスが取れているのだろうな。
遠方からのネットリマンゴーや、マラガの枝付きレーズン。
ツマガリのアールグレーケーキ。
大黒葡萄酒はメルシャンの前身。
いただきもののヴィンテージブランデーを開けると、熟成されたまろやかな香りと、衰えぬ力強さが同居している。
特に高価なものではないそうだけど、とはいえ貴重なもの。
銘柄を問わず、素直に楽しんで味わってくれる人たちと開けられて、嬉しかった。
翌日は二日酔い。
花を買い、持ち寄り品を想像しながら料理をし、皿の組み合わせを選ぶ。
料理は結局、昔々に食べ込み、作り込んだイタリア料理的なものが、一番楽に作れる。
スヌさんのナスとツナのヤム。