成都最後の晩餐。
翌日は早朝の便で帰路に就くので、街での食事はこれが最後になる。
大衆点評で評価の高かったローカル食堂、饕林餐庁。
さすが満席で、しばし外で待つ。
中国語のわからない我々に、お姉さんが身振り手振りでヒマワリの種を食べて待っていてねと。
食べ放題だからいくらでも食べてねと。
焼き茄子を青唐辛子のディップで食べる。
青唐辛子は漬物になっているのか、熟成された旨味があって、そんなに辛くない。
巨大な器でやってきた水煮魚。
ここのメイン料理はとにかく巨大で、大人数でないと食べきれない量。
他の少人数の客たちも、残りを持ち帰りにしていた。
辛いけど、舌が痺れるほどじゃない。
それに、各種漬物を上手く合わせている。
四川で食べた四川料理は、どれも辛さにやられるほどではなかった。
各種唐辛子の香りを引き出していて、辛さよりも香ばしさを感じる。
むしろ、東京で食べる四川料理のほうが暴力的に辛い。
回鍋肉って、四川料理だったのか。
ということで頼んだ。
日本で食べる回鍋肉はなぜか甘い味噌味な気がするのだが、こちらはキリっとシャープ。
これなら度々食べたいと思うよ。
白米に合わせて、ワシワシとかっ込むように食べる。
鶏とピーナツの炒め。
中華料理のこういう切り揃えっぷりが好きだ。
口に入れた時に違和感がないし、それぞれの歯ごたえの違いをより楽しめる。
こちらの夕食時間は早くて、21:00くらいにはLOとなってしまう。
我々が出る時には、1つの円卓で賄いの宴が始まっていた。
やっぱり大衆点評はあてになるね。
というか、やっとどういう評価が自分たちの好みと合うのかがわかって、成都の大きさにも慣れてきて動けるようになったところで終了というのが残念。
あと一日あったら、もっと満喫した気分になれただろうに。
さて、上海・成都旅行はここまで。
まとめはこちら。