ナポリの丘の上の地区、ヴォーメロ。
フニコラーレで登って行く。
ナポリで最初にホームステイしたのがこの地区だったので、親しみを感じて、ナポリにくるたびに立ち寄る。
食材を買っていたメルカートは、洋服や靴の割合が増したようだ。
ヴォ―メロにはナポリで一番コルネットが美味しいバールがあって、そこでの朝食も目的の一つ。
イタリアのコルネットは、フランスの美味しいクロワッサンと比べて下に見られがちだけど、その店のものは、誰が食べても納得の美味しさ。
丘の上なので、ナポリを見晴らせる。
ランチは、ナポリ料理で名高いDonna Teresaへ。
パスタはジェノヴェーゼ。
ナポリで単にジェノヴェーゼと言うと、香味野菜を丁寧に炒めたソフリットソースのことを指す。
バジリコのペーストは、ペーストジェノヴェーゼだ。
野菜の甘みと塩味のバランスがちょうど良い。
バッカラとジャガイモのトマト煮込み。
イタリア料理は家庭料理が一番美味しいと思っている。
こういう完成された家庭料理を食べられる店は、ありがたい。
オレンジの花水が香る、パスティエラナポレターナをデザートに。
友達が待っているカフェへ。
夜はバー営業しているそうだ。
ナポリ式にトロッと濃く入ったシングルオリジンのカフェが美味しい。
チェントロストーリコを眺めて、ゆるゆると下ろう。